オリの主砲以外も1位得票
プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2022 supported by リポビタンD」が25日に開催され、パ・リーグMVPにオリックスの山本由伸投手(24)、セ・リーグMVPにヤクルトの村上宗隆選手(22)が選出された。
投手4冠に打撃3冠。両リーグともに圧巻のパフォーマンスを見せたスーパースターが順当に選出された。
いずれも2年連続2度目の受賞となったが、両リーグ揃って同一選手が連続受賞するのは、76~77年の王貞治(巨人)・山田久志(阪急)が同時受賞して以来、45年ぶりの快挙。
特に村上はセ・リーグ有効投票299票の全てで1位投票され、合計1495点の満票選出。2位以下は投手3冠の好成績を残した阪神の青柳晃洋、ヤクルトのスコット・マクガフと続いたが、「該当者なし」の票が2位に172票、3位に199票も投じられる結果に。数々の記録を打ち立てた村神様にとっては文句なしの“完勝”だった。
一方、パ・リーグの投票結果を振り返ると、山本が有効投票267票のうち255票もの1位票を集めたものの、山本同様にオリックスの優勝に大きく貢献した吉田正尚も7票の1位票を獲得。
また、完全試合を達成したロッテの佐々木朗希に2票、打撃2冠の西武・山川穂高、首位打者の日本ハム・松本剛、ソフトバンクの柳田悠岐にも1票の1位票が投じられ、山本は12票の1位票を“取り逃した”。
MVP記者投票の結果は以下の通り。
▼ セ・リーグMVP投票結果
※1位=5点、2位3点、3位1点
(ヤ)村上宗隆 1495点[299/0/0]
(神)青柳晃洋 149点[0/43/20]
(ヤ)マクガフ 118点[0/34/16]
(De)牧 秀悟 33点[0/7/12]
(ヤ)塩見泰隆 29点[0/7/8]
(ヤ)清水 昇 28点[0/8/4]
(ヤ)小川泰弘 20点[0/4/8]
(ヤ)山田哲人 15点[0/5/0]
(De)今永昇太 14点[0/3/5]
(ヤ)オスナ 13点[0/3/4]
(De)佐野恵太 13点[0/2/7]
(ヤ)中村悠平 12点[0/4/0]
(De)宮﨑敏郎 6点[0/2/0]
(巨)大 勢 5点[0/1/2]
(ヤ)木澤尚文 4点[0/1/1]
(中)R.マルティネス4点[0/0/4]
(ヤ)高橋奎二 3点[0/1/0]
(De)山﨑康晃 3点[0/0/3]
(中)岡林勇希 3点[0/1/0]
(広)栗林良吏 3点[0/1/0]
(ヤ)長岡秀樹 2点[0/0/2]
(De)伊勢大夢 1点[0/0/1]
(神)湯浅京己 1点[0/0/1]
(神)近本光司 1点[0/0/1]
(広)森下暢仁 1点[0/0/1]
該当者なし[0/172/199]
▼ パ・リーグMVP投票結果
※1位=5点、2位3点、3位1点
(オ)山本由伸 1299点[255/7/3]
(オ)吉田正尚 605点[7/184/18]
(西)山川穂高 119点[1/24/42]
(ロ)佐々木朗希 35点[2/2/19]
(ソ)柳田悠岐 34点[1/3/20]
(ソ)千賀滉大 29点[0/3/20]
(日)松本 剛 24点[1/4/7]
(オ)宮城大弥 14点[0/1/11]
(オ)平野佳寿 13点[0/2/7]
(ソ)藤井皓哉 10点[0/2/4]
(オ)阿部翔太 9点[0/0/9]
(オ)中川圭太 7点[0/0/7]
(ソ)今宮健太 5点[0/0/5]
(ロ)髙部瑛斗 4点[0/1/1]
(ソ)モイネロ 3点[0/0/3]
(ソ)牧原大成 3点[0/1/0]
(オ)本田仁海 1点[0/0/1]
(オ)宗 佑磨 1点[0/0/1]
(オ)福田周平 1点[0/0/1]
(西)水上由伸 1点[0/0/1]
(楽)浅村栄斗 1点[0/0/1]
(楽)島内宏明 1点[0/0/1]
該当者なし[0/33/85]