他のメジャーリーガーも招集へ交渉中
野球日本代表・侍ジャパンの栗山英樹監督が25日、都内で行われたプロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2022 supported by リポビタンD」に登場し、来年3月のWBC参戦を表明した大谷翔平選手の起用法について言及した。
会場に駆けつけたファンが見つめるなか壇上に上がると、栗山監督は来春の大一番へ向けて「いまだアメリカとは色んなやり取りをしています。できる限りファンのみなさんが『こういうメンバーが見たい』という選手が集まり、最強のチームになれるように、全力でいきます」とコメント。
パドレスのダルビッシュ有投手ら、代表招集の方針が報道されているメジャーリーガーとの交渉を続けていることを明かした。
また、エンゼルスでは“投打の二刀流”で活躍する大谷の起用法について質問されると、「二刀流は難しいんじゃないかと、いろんな心配をしてくださってますけど、ベースとして考えているのは、とにかく日本が勝ちきるために、できる限りのことは選手にお願いをするという、そのベースは変わっていないので。聞いてくれるんじゃないかな…と思っていますけど(笑)」と、侍ジャパンでも二刀流で起用する可能性を示唆した。
WBCは20カ国が本大会に参加し、来年3月8日に開幕。侍ジャパンは一次ラウンドでプールBに入り、9日から中国、韓国、チェコ、オーストラリアと4連戦を戦う。準々決勝は東京ドーム、準決勝以降は米マイアミで開催され、現地3月21日に決勝戦が行われる。