ニュース 2022.12.01. 16:44

DeNA・田中健二朗が悲願の優勝に向け決意「143試合投げろと言われれば投げるつもりで」

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契約更改後の取材に応じるDeNA・田中健二朗[写真=萩原孝弘]

完全復活の左腕


 DeNAの田中健二朗投手(33)が1日、契約更改交渉に臨み来季の契約にサインした。今年も「ご想像にお任せします」と金額は明かさなかった。

 2019年8月にトミー・ジョン手術を受け、復帰2年目となる今季は途中離脱がありながらも、47試合に登板し、3勝0敗13ホールド、防御率2.63と完全復活を果たした。

 球団からは「来年も戦力として頼むよ」と労われたが、田中健は「手応えよりも途中怪我で離脱してしまって、その後シーズン終盤の一番大事なところでパフォーマンスを発揮できなかったことが僕の中では一番悔しいことだった。良いことよりもそちらの方が心に残っています」とコメント。「復帰後の勝利の登板は心に残っていますけど、同点に追いつかれた、出ていって点差を広げられた。そのほうが印象に残っています」と一軍で腕を振った記憶を振り返った。

 メスを入れた左肘は「そこまで大きく影響するようなことはなかったです。探り探りな部分はありましたけど、もう大丈夫だろうという感じはします」と問題なく、来季へ向けて「空振り取れるボール、特に対左に対して重きを置かなくてはならない。体の面では、年齢も年齢なので、しっかりと柔軟だったりをやっていきたいなと思っています」と調整方針を明かした。

 また、「もちろん(シーズン)終盤までパフォーマンスを維持することは大前提。一年間やって意味がある。僕達の仕事は点を取ることはできないので、1点でも少なく抑えるっていうところに、今まで以上に意識してやっていきたい。極論ですけど143試合投げろと言われれば投げるつもりで準備します」と一年間通してのフル回転を誓った。

 横浜一筋15年、愛される左腕は「すごく僕自身背中を押してもらえましたし、応援してくれる方のためにもなと、しっかりとチームに貢献しなければと、すごく奮い立たせてもらいました」とファンに感謝。すべては優勝するために。プロ16年目の来季もブルペンで出番を待ち続ける。


取材・文・写真=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)
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