直近2年は故障に苦しむ、健康体を維持できるか
レンジャーズは2日(日本時間3日)、メッツからFAになっていたジェイコブ・デグロム投手(34)を5年1億8500万ドル(約250億万円)で獲得したと発表した。
デグロムは2018年に最優秀防御率、2019、2020年に最多奪三振のタイトルを獲得。2018、2019年は2年連続でサイ・ヤング(CY)賞に輝いた。今季は11試合の登板にとどまり、5勝4敗、防御率3.08。2021年も故障で15試合の登板に終わっており、新天地で単年約50億に見合う活躍ができるか注目される。
レンジャーズは、今季ワールドチャンピオンになったアストロズ、大谷翔平が所属するエンゼルスと同じア・リーグ西地区に所属。昨オフも2021年までドジャースの正遊撃手を務めたコリー・シーガー、前年39本塁打のマーカス・セミエンら大物を獲得したが、2022年の今季は68勝94敗で地区4位に沈んだ。