ニュース 2022.12.08. 10:28

ロッテドラ2・友杉「三振が少ないのが武器」3年秋のリーグ戦では三振0

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ロッテのドラフト2位・友杉篤輝
 「1年目からチームの勝利に貢献できる選手になるというのが一番の目標」。

 ロッテのドラフト2位・友杉篤輝(天理大)は、開幕一軍を目標に掲げた。友杉が主戦場にするショートは、長年チームの課題にしているポジション。2015年のドラフト会議で平沢大河を指名してから藤岡裕大、松田進(現在は引退)、福田光輝、小川龍成、育成の速水将大、そして今年の友杉と15年以降、ドラフト会議でショートを守る選手を毎年のように指名している。

 ドラフトで新人選手を獲得するだけでなく、19年にはソフトバンクを自由契約となった茶谷健太、20年には楽天を自由契約となった西巻賢二(現DeNA)、21年には外国人のエチェバリアを補強した。17年ドラフト2位の藤岡が新人時代の18年と21年に規定打席に到達しているが、問題の解決には至っていない。

 特に今季はショートの最多出場がエチェバリアの64試合で、パ・リーグの6球団で唯一、ゴールデン・グラブ賞の有資格者となる71試合以上出場したショートがいなかった。エチェバリアに次いでショートでの出場が多かったのが、主に守備固めで出場する小川の52試合。なお、小川のショートでの先発出場が17試合だった。

 シーズン最終盤の9月、茶谷が9月2日のオリックス戦以降、全25試合ショートでスタメン出場しシーズンを終えたとはいえ、不動の“地位”を築いたわけではなく、新人の友杉も春季キャンプ、オープン戦でのアピール次第で一気にレギュラー奪取の可能性を秘めている。

 その友杉がアピールポイントに挙げたのが脚力、そして盗塁。「盗塁に関しては1年目からどんどん走れる自信があるので、そこを活かしてやっていきたいと思います」。大学通算37盗塁をマークし、4年春のリーグ戦(阪神大学野球連盟)では10盗塁を決めた。

 打撃面では「広角に打ち分けられるというところが自分の売りだと思います。三振が少ないというのが武器にしてやっている」と自身の武器について語る。2年秋(.406)、4年春(.447)のリーグ戦で首位打者に輝き、首位打者を逃したものの3年秋もリーグ2位の打率.442をマークした。センターから反対方向への二塁打、三塁打も多い。“三振数が少ないのが武器”と話すように、3年秋のリーグ戦では54打席立って三振は0。4年秋のリーグ戦は打率.194に終わったが、大学通算の打率は.335だ。「プロの世界に入っても広角に打ち分けられる、三振の少ない選手になりたいと思います」と意気込む。

 「開幕のスタートからチームの戦力になるというのが重要になってくると思って一生懸命頑張りたいなと思います」。毎年のようにドラフトでショートを主戦場にする選手を獲得しながら、ガッチリとレギュラーを掴んだ選手はいない。ロッテのショートのレギュラー候補は守れる選手が多く、あとは打撃でどれだけアピールできるかだ。友杉は長年続く、課題のレギュラー争いに終止符を打つことができる存在になれるのか非常に注目だ。

▼ 友杉篤輝
背番号:10
生年月日:2000年11月7日生
守備位置:内野手
身長 / 体重:171センチ / 70キロ
投 / 打:右 / 右
経歴:立正大淞南高-天理大-ロッテ(ドラフト2位)
卯年の決意:開幕一軍
「1年目からチームの勝利に貢献できる選手になるというのが一番の目標。まずはスタートから一軍に入るというのが1番の目標だと思い、卯年の目標に掲げさせていただきました」

取材・文=岩下雄太
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