“全球団参加型トレード”初開催
日本プロ野球は9日、全12球団が参加する「現役ドラフト」を初開催。出場機会に恵まれない選手の移籍の活性化を狙いとした初の試みで、合計12選手のトレードが成立した。
現役ドラフトは、全12球団が12月2日に公示した契約保留者名簿から、あらかじめドラフトにかける所属選手2人以上をリストアップし、各球団が最低1人以上を獲得する仕組み。
育成選手、外国人選手、年俸5000万円以上の選手(※5000万以上1億未満も1人可)、複数年契約選手、FA有資格選手、FA権を行使した経験のある選手、シーズン終了後にトレード移籍した選手、シーズン終了後に支配下昇格した選手は対象外となる。
全12球団が一巡で指名を終え、二巡目の指名はなし。ポジション別の内訳では半数の6人が投手で、野手はプレースタイルこそ違うものの全6人が右打ちの選手だった。
移籍した選手の一覧は以下の通り。
「現役ドラフト2022」移籍一覧
<オリックス>
【IN】渡邉大樹(ヤクルト)
【OUT】大下誠一郎(ロッテ)
<ソフトバンク>
【IN】古川侑利(日本ハム)
【OUT】大竹耕太郎(阪神)
<西武>
【IN】陽川尚将(阪神)
【OUT】松岡洸希(日本ハム)
<楽天>
【IN】正隨優弥(広島)
【OUT】オコエ瑠偉(巨人)
<ロッテ>
【IN】大下誠一郎(オリックス)
【OUT】成田翔(ヤクルト)
<日本ハム>
【IN】松岡洸希(西武)
【OUT】古川侑利(ソフトバンク)
<ヤクルト>
【IN】成田翔(ロッテ)
【OUT】渡邉大樹(オリックス)
<DeNA>
【IN】笠原祥太郎(中日)
【OUT】細川成也(中日)
<阪神>
【IN】大竹耕太郎(ソフトバンク)
【OUT】陽川尚将(西武)
<巨人>
【IN】オコエ瑠偉(楽天)
【OUT】戸根千明(広島)
<広島>
【IN】戸根千明(巨人)
【OUT】正隨優弥(楽天)
<中日>
【IN】細川成也(DeNA)
【OUT】笠原祥太郎(DeNA)