1月27日に出場36校が発表
日本高野連は9日、来年3月に開催される『第95回記念選抜高等学校野球大会』の21世紀枠最終候補9校を発表した。
甲子園出場経験があるのは、北信越地区の氷見高(富山)と、九州地区の高鍋高(宮崎)の2校。他7校が選出されれば、春夏通じて初の甲子園出場となる。
氷見高は昨秋の富山大会を優勝し、北信越大会でも初戦を突破してベスト8に進出。過去に春夏1度ずつ甲子園出場経験があり、21世紀枠に選出されれば93年春のセンバツ以来30年ぶり2度目の出場となる。
また、高鍋高は昨秋の宮崎県大会で準優勝。九州大会では1回戦で明豊(大分)に敗れたが、0-2と接戦を演じた。夏6度、春4度の出場経験を持つ古豪で、来春の出場が決まれば98年春以来25年ぶりの甲子園出場となる。
今回選出された21世紀枠最終候補9校は以下の通り。来年1月27日の選考委員会で、この中から3校の出場が決定する。
23年センバツ「21世紀枠」候補
<北海道>
稚内大谷高
⇒ 道大会2回戦
<東北>
秋田県立由利高
⇒ 県大会準優勝[地方大会ベスト8]
<関東・東京>
栃木県立石橋高
⇒ 県大会ベスト4
<東海>
三重県立木本高
⇒ 県大会ベスト4
<北信越>
富山県立氷見高
⇒ 県大会優勝[地方大会ベスト8]
<近畿>
兵庫県立小野高
⇒ 県大会ベスト8
<中国>
広島県立神辺旭高
⇒ 県大会ベスト4[地方大会1回戦]
<四国>
徳島県立城東高
⇒ 県大会ベスト4
<九州>
宮崎県立高鍋高
⇒ 県大会準優勝[地方大会1回戦]