野球少年・少女とふれあいWBCへ決意新た
侍ジャパンの栗山英樹監督(61)は10日、さいたま市内で開催された『NIPPON EXPRESS×侍ジャパン』野球教室に特別講師として参加。清水雅治コーチ、吉村禎章コーチとともに、約100名の子どもたちと触れ合った。
キャッチボールの指導を担当した栗山監督は、自ら付けていたピンマイクを外すと、「これ100万円だからな!落とすなよ」とユニークな捕球練習も実施。その後は自身の携帯電話をボールに置き換えて使用するなど、笑いを交えながら野球の基礎を指導した。
栗山監督は「子どもたちは楽しかったら本当に上手くなるし、勝手に努力してくれるのでね。その方法が僕の携帯1個で」と、独特な練習メニューに込めた狙いを説明。
無事に野球教室を終え、「実際に子どもたちから熱をもらえるというのは本当に大事で、将来大きな夢を持って頑張れるような試合を3月にしなきゃいけないなと、そんな時間だった。僕にとっては素晴らしい時間でした」と、来春のWBCへ向けて決意新たに引き締めた。