メジャー通算145試合で打率.269&22本塁打
今季カブスで開幕5番を務めたフランク・シュウィンデル内野手(30)のオリックス入りが11日、決定的となった。同選手が参加していたドミニカ共和国のウインターリーグの所属球団公式サイトが、オリックスと契約を結んだと伝えた。
米国出身のシュウィンデルは2019年にロイヤルズでメジャーデビュー。2021年はアスレチックスとカブスでプレーし、カブスでは56試合に出場し打率.342、13本塁打、40打点、OPS 1.002とブレイク。2ヵ月連続(8月と9・10月部門)で月間最優秀新人に選出された。
今季は「5番・一塁」で開幕スタメンの座をつかみ、「6番・右翼」でメジャーデビューした鈴木誠也とも共闘。しかし、実質2年目は春先から調子が上がらず、75試合に出場し打率.229、8本塁打、36打点、OPS.635と低迷。9月中旬に40人枠から外れた。
それでも、メジャーでの通算成績は145試合の出場で打率.269、22本塁打、79打点、OPS.770と悪くない成績。シーズン終了後はドミニカ共和国で開催されているウインターリーグでアギラスの一員としてプレーしていた。
オリックスは今季、リーグ連覇と日本一を達成したものの、チーム本塁打数はリーグ最少の89本。新助っ人・シュウィンデルにかかる期待は大きい。