パ5球団での争奪戦を制す
ソフトバンクは12日、海外FA権を行使していた近藤健介選手(29)の入団を発表。背番号は「3」に決定した。
近藤は横浜高から2011年のドラフト4位で日本ハムに入団。2015年に129試合の出場で打率.326と頭角を現し、これまで11年間の通算打率は.307。球界屈指のアベレージヒッターへと成長を遂げた。
今季も出場数は99試合に留まったものの、打率.302に出塁率.418をマーク。肉離れなどの故障に苦しみながらも、しっかりと自身の持ち味を発揮している。
オフには海外FA権の行使を表明し、残留を要請した日本ハムのほかにオリックス、ソフトバンク、西武、ロッテが獲得の意思を表明。パ・リーグ5球団の争奪戦となった末、今季あと一歩のところで優勝を逃したソフトバンクがこの争いを制した。