育成出身選手として初のメジャーリーガー誕生へ
ソフトバンクから海外フリーエージェント権を行使してメジャー挑戦を目指していた千賀滉大投手(29)に吉報が舞い込んできた。
現地時間10日(日本時間11日)、ニューヨーク・メッツが契約合意に至ったことを球団公式サイトで発表。NPBの育成出身選手として初のメジャーリーガー誕生へ、大きく前進した。
12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣からも、夢への一歩を踏み出した千賀へエールが贈られた。
元ソフトバンクで千賀とともにプレーもし、現役時代はメッツでのプレー経験もある五十嵐亮太氏は「ニューヨーク・メッツということでね。ニューヨークのファンは福岡のファンとはちょっと違いますから」とコメント。「結果が良ければ“Senga yeah!”となりますが、そうじゃなかった時のブーイングはハンパじゃないですよ」と語る。
それでも、「彼の場合、このまま普通にやれば活躍できるくらいのポテンシャルを持っている。最初にメジャーに行った時はシステムの違いなどでの迷いがあるかと思いますが、頑張ってもらいたいなと」とし、その実力さえ発揮することができれば、問題なく新天地のファンの心も掴めるだろうと述べた。
同じく番組に出演したホークスOBの池田親興氏も「やっぱり大きな契約をすればするほど、自分に返ってくるものも大きくなりますからね」と鳴り物入りで入団することの影響には触れつつ、「それを励みにしてやってほしいなと思います」とエール。
自身の右腕で高い注目度と期待に応え、ニューヨークだけでなく全米を魅了するような活躍ができるか。福岡から世界へ、千賀滉大の新たな挑戦に注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』