「オールジャパン。実力が試される大会」
元プロ野球選手の井端弘和さん(47)が13日、『スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞』年間大賞の表彰式にゲスト出演し、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について言及した。
井端さんは、同賞を受賞したオリックス・宗佑磨選手(26)、ヤクルト・丸山和郁選手(23)とのトークショーのなかで、WBCを控える侍ジャパンの話題になると、「若手なくして(日本の)優勝はないと思う。宗選手あたりも入ってきてほしいと思います」とコメント。隣に座る宗のさらなる活躍にも期待を寄せた。
2019年のプレミア12、昨年の東京オリンピックと、日本代表のコーチとして国際大会優勝に携わった経験を持つ井端さんは、「ホームランだけじゃ勝てないのが日本。スピード感溢れる選手も入ってこないといけないと思うので、ちょうどいいバランスが来年はとれるんじゃないかと期待している。いろんなバリエーションの攻撃ができるんじゃないかと思っているので、いまから楽しみ」と侍ジャパンに期待した。
前回大会優勝のアメリカ、前々回優勝のドミニカ共和国といった難敵も強力な布陣で参戦してくることが予想されるが、大谷翔平やダルビッシュ有、鈴木誠也といった日本人メジャーリーガーも参戦を表明しており、「オールジャパンで挑めると思う」と井端さん。
「いまの日本のチームの実力が試される大会かと思う。チームとして一つとなって優勝を勝ち取って欲しい」とエールを送り、優勝の可能性については「ありますよ。すると思っています」と力を込めた。