育成出身、野手から転向した経歴持つ右腕
西武は15日、森友哉選手(27)のFA移籍に伴う補償として、オリックスから張奕投手(28)を獲得したことを発表した。
張は福岡第一高から日本経済大を経て、2016年の育成ドラフト1位でオリックス入りした右腕。外野手として入団したが、2年目の18年に投手転向し、翌19年に支配下昇格。同年に一軍初登板も果たした。
当初は先発での登板が多かったものの、今季は自己最多15試合の登板すべてリリーフで防御率2.38を記録。150キロ超えの快速球には期待も寄せられていたが、オリックス投手陣の熾烈な競争のなか一軍定着とはならなかった。
二軍では今季の公式戦19試合で20回2/3を投げ、防御率1.31、WHIP0.82と快投。新天地では殻を破りブレークなるか、期待がかかる。