燕のリーグ2連覇支えたクローザー
ダイヤモンドバックスは現地15日(日本時間16日)、今季限りでヤクルトを退団したスコット・マクガフ投手(33)と2年契約に合意したと発表した。
マクガフは2011年のドラフト5巡目(全体164位)でドジャースと契約。マーリンズでメジャーデビューした15年に6試合に登板したもののメジャー定着とはならず、18年シーズン終了後に来日した。
ヤクルトに在籍した4シーズンは、短縮開催だった20年も含め4年連続で50試合以上に登板し、昨季の日本シリーズ制覇とセ・リーグ2連覇に大きく貢献。NPB通算236試合の登板で15勝8敗、59ホールド80セーブ、防御率2.94の成績を残した。
来季リーグ3連覇に挑むヤクルトにとっては、抑え投手が流出し戦力ダウン必至だが、球団を支えた功労者が抱くメジャー再挑戦の夢を後押しする格好となった。