2シーズンぶりのキャプテン復活

　楽天は16日、2023年シーズンから浅村栄斗選手（32）がキャプテンに就任することを発表した。

　浅村は08年ドラフト3位で西武に入団し、来季がプロ15年目。移籍4年目の今季は全143試合に出場し、打率.252、27本塁打、86打点、OPS.801と、やや数字を落としたものの、チームの主軸として存在感を示した。

　楽天では鉄平、松井稼頭央、嶋基宏、銀次、茂木栄五郎がキャプテンを務めてきたが、22年シーズンは不在。2シーズンぶりのキャプテン制“復活”となった。

　「監督からお話をいただいた時は驚きましたが、キャプテンに指名されることはすごく光栄なことですし、『イーグルスの力になりたい』という気持ちです」と浅村。

　シーズン終了後の残留表明時と同様、優勝への思いを滲ませ、「キャプテンになっても、特にやることは変えず、自分のできることをしっかりやっていきたいです。10年ぶりの日本一になるために、しっかり自分の背中を見せながら、チーム一丸で戦っていきたいと思います」と意気込んだ。

▼ 楽天の歴代キャプテン
・鉄平　　　（2011年）
・松井稼頭央（2012～2014年）
・嶋基宏　　（2015～2018年）
・銀次　　　（2019年）
・茂木栄五郎（2020～2021年）
・浅村栄斗　（2023年～）