「機会を与えていただいたことに心から感謝」
阪神は16日、前アスレチックスのシェルドン・ノイジー選手(28)と2023年シーズンの契約に合意したと発表。背番号は引退した糸井嘉男が背負っていた「7」に決まった。
ノイジーは右投げ右打ちのスラッガー候補。2019年にメジャーデビューし、今季はアスレチックスで89試合に出場し、打率.214(271-58)、4本塁打、6盗塁、OPS.561をマークした。
メジャー通算で7本塁打、打率.212と最高峰の舞台での実績は乏しいが、3A級では通算4シーズンで364試合に出場し、打率.299(1419-424)、50本塁打、OPS.824と好成績を残してきた。
三塁が本職ではあるものの、捕手と中堅手を除く7ポジションを守った経験を持つユーティリティ性も備えており、チーム状況によっては選手起用のオプションを増やせる貴重な存在となりそうだ。
ノイジーは「この度、阪神タイガースからオファーをいただき、ただただ光栄です。歴史と伝統のあるタイガースの一員になれることに非常に興奮していますし、タイガースの勝利に貢献できるように頑張ります」と球団を通じてコメント。
続けて、「タイガースにはこのような機会を与えていただいたことに心から感謝していますし、チームが必要とする役割を、しっかりまっとうしていきたいです。新しいチームメイト、そしてタイガースファンのみなさまと日本でお会いできることを楽しみにしています」と意気込みを口にした。
阪神は今オフに外国人選手6人が退団。唯一契約を延長したカイル・ケラー投手に加え、救援候補のジェレミー・ビーズリー投手、先発候補のブライアン・ケラー投手、長距離砲のヨハン・ミエセス選手、そしてノイジーと相次いで新助っ人の獲得を発表している。
▼ 阪神の外国人選手IN/OUT
<退団>
ラウル・アルカンタラ投手
ジョー・ガンケル投手
アーロン・ウィルカーソン投手
ジェフリー・マルテ内野手
アデルリン・ロドリゲス内野手
メル・ロハス・ジュニア外野手
<残留>
カイル・ケラー投手
<入団>
ジェレミー・ビーズリー投手
ブライアン・ケラー投手
ヨハン・ミエセス外野手
シェルドン・ノイジー内外野手