先発転向する平良に代わり方程式入り期待
西武は16日、前レンジャーズのヘスス・ティノコ投手(27)と2023年シーズンの契約に合意したと発表。背番号は「54」に決定した。
ティノコはベネズエラ出身の右腕。2019年にロッキーズでメジャーデビューを果たし、今季はレンジャーズで17試合に登板し防御率2.18をマークした。
今季平均球速96マイル(約154.5キロ)のツーシームを軸に、スライダーとカーブを交える投球スタイル。メジャー通算4シーズンで登板した48試合のうち先発登板は2試合で、0勝3敗、防御率4.05だった。
渡辺久信GMは「動きのあるボールで三振を奪うことができるピッチャーです。まだ若いし、伸びしろもあると思います。大事な場面でのリリーフ投手として活躍してくれることを期待しています」と、先発転向が決まっている平良海馬投手の抜けた“勝利の方程式”入りを期待。
来日が決まったティノコは「埼玉西武ライオンズの一員になり、新しいチームメイトに会えることを大変楽しみにしています。ライオンズへの入団は、自分のキャリアの中でも素晴らしいことで、日本という美しい国とその文化を学ぶことができるのも楽しみです。ライオンズファンとともにエキサイティングなシーズンを過ごせることが待ち遠しいです!」とコメントした。