メジャーの夢…早ければ来オフポスティングか
西武の髙橋光成投手(25)が20日、契約更改交渉に臨み、7000万円アップの年俸1億8000万円+出来高でサイン。大トリで契約更改を終え、球団に将来的なメジャー挑戦の意向を伝えたことも明かした。
前橋育英高から14年ドラフト1位で入団した髙橋光成は、19年に初めて2桁10勝をマークし、プロ8年目の今季は26試合(175回2/3)に登板して12勝8敗、防御率2.20の好成績をマーク。18年オフに渡米した菊池雄星投手からエースのバトンを受け継ぐ形でチームを支えてきた。
代理人とともに交渉の席についた髙橋光成は、「今年は自分の夢というか、メジャーでプレーしたいということを球団に強く伝えました」とコメント。早ければ来オフにもポスティング移籍の可能性があるものの、「いつとかというのはない。自分の意志を伝えました」と、あくまで“希望を伝えた”段階であることを強調した。
これまでもメジャー志向があったなか、今オフにワールドシリーズを現地観戦し、「ここで投げたいという気持ちが強く湧いてきた。(この気持ちは)行ってみたらわかると思います(笑)」と夢を膨らませた。
それでも、今季の自身のパフォーマンスについては、「1年間怪我なく回ることは簡単ではないと思っていて、それができたのは良かったと思います。でもやっぱり、もっともっとレベルを上げていかなければいけない。来年はもっとレベルアップしてチームを勝利に導いていきたい」ともコメント。
メジャーリーガーになるという「夢」につなげるためにも、「まずはやっぱり来シーズン絶対に優勝、日本一になれるように投手陣を引っ張っていって、常に優勝を意識してやりたい」と新シーズンへの抱負を語った。