中軸候補の一・三塁手
西武は20日、デビッド・マキノン選手(28)と2023年シーズンの契約に合意したと発表。背番号は「30」に決まった。
マキノンは17年ドラフト32巡目(全体955位)でエンゼルスと契約。今年6月18日にメジャーデビューを果たすと、同22日には「4番・一塁」に抜擢され、メジャー初打点で大谷翔平の6勝目を後押し。8月にアスレチックスに移籍し、今季は22試合の出場で打率.140、0本塁打、6打点の成績だった。
メインポジションは一塁だが、三塁での出場経験もある右打ちのスラッガー候補。メジャーでは目立った実績がないものの、3A級で初めてプレーした今季はマイナー79試合に出場し打率.318(289-92)、15本塁打、54打点、OPS1.001の好成績をマークしており、渡辺久信GMも「長打力が魅力で、非常にアグレッシブな選手です。クリーンアップの一角を担ってくれることを期待しています」と期待を寄せている。
マキノンは「このたびはライオンズでプレーする機会をいただき、とても感謝しています。ライオンズの一員になることができてとてもうれしいです」と球団に感謝。
続けて、「ライオンズファンは日本一だと聞いていますので、目標はただひとつ、優勝することです!ライオンズファンの皆さん、ともに戦いシーズンを楽しみましょう!」とファンへメッセージを送った。