今季8勝マークした剛腕サウスポー
韓国リーグのSSGランダースは27日、今季限りでロッテを退団したエンニー・ロメロ投手(31)と総額100万ドル(約1億3000万円)で2023年シーズンの契約に合意したと発表した。
ドミニカ共和国出身のロメロは、19年に中日へ加入し8勝をマーク。20年は左肩痛で登板機会がなく、同年終了後に自由契約となったものの、21年6月にロッテへ加入し、貴重な先発左腕として活躍した。
来日4年目の今季は20試合(115回1/3)に登板し、8勝9敗、防御率3.36の成績。コンディション面での問題から1年を通してフル稼働したシーズンはなく、NPB在籍4シーズンでも通算17勝止まりだった。
新天地となるSSGは「時速150キロ以上を投げる剛速球がロメロの大きな長所であり、ストレートのような軌道から曲がる変化球も良く、先発投手として安定した能力を持っている」とロメロを紹介。
ロメロは「最高のパフォーマンスでチームの勝利に貢献し、ファンがランダースファンだということを誇らしく思えるよう、たくさんの試合で勝っていきたい」とコメントを寄せた。