当初はジャイアンツと13年465億円で合意も破談
メッツと12年3億1500万ドル(約418億円)で合意したと伝えられていたカルロス・コレア内野手(28)だが、またしても身体検査で引っかかり契約見直しの可能性が浮上した。MLB公式サイトは「複雑な状況」と報じた。
今季はツインズでプレーし、シーズン終了後にオプトアウトの権利を行使しFA市場に出た大物遊撃手のコレア。当初はジャイアンツと13年3億5000万ドル(約465億円)で合意したと報じられたが、身体検査の結果を巡って球団側と選手側の意見が食い違い破談となった。そのあと、メッツと12年3億1500万ドル(約418億円)で電撃的に合意。しかし、またも身体検査で懸念が生じた。
コレアはマイナー時代の2014年に右足首の手術を受けた過去があり、契約破談となったジャイアンツ同様、メッツも右足首の状態を不安視したとみられる。ただ、メジャー8年間で右足を理由に負傷者リストに入ったことはなく、代理人を務めるスコット・ボラス氏はジャイアンツとの交渉時から「何も問題はない」と主張していた。
MLB公式サイトは「いつ解決に達するかは不明」としながら、メッツはコレアと再合意する見通しだという。懸念される古傷に関するオプションを新たに設けるなど、リスクを減らした形で契約する可能性を指摘した。