移籍後も一軍ローテ定着ならず
DeNAは27日、有吉優樹投手(31)が2022年シーズン限りで現役引退することを発表した。
有吉は九州三菱自動車から16年ドラフト5位でロッテに入団した右腕。ルーキーイヤーの17年には53試合にリリーフ登板するなど活躍したが、19年に右肘を手術してからは一軍登板の機会が減少し、21年6月に国吉佑樹とのトレードでDeNAに移籍した。
NPB通算6年間で89登板、9勝15敗、18ホールド1セーブ、防御率3.97の成績。1年半在籍したDeNAでは2戦2敗と振るわず、今季終了後に戦力外通告を受けていた。
有吉は「昨年の6月にベイスターズへ来てから満足のいく成績を残す事が出来ず、とても悔しい気持ちと申し訳ない気持ちですが、横浜スタジアムでの応援は今でも鮮明に覚えています。1年半という短い時間でしたが素晴らしいチームメイト、監督、コーチ、スタッフの皆様のおかげでとても新鮮で濃厚な日々を過ごすことができました。感謝の気持ちでいっぱいです」と球団を通じてコメント。
今後へ向けて「プレーヤーとしての野球は終わりますが、また野球に携わる仕事をする事になりましたので、より一層精進していきます。本当に今までありがとうございました」と話した。