規定打席には2打席足りずも打率3割マーク
22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』では「年末大反省会SP」と題して、解説陣が今季のプロ野球界を振り返り、パ・リーグ2位だったソフトバンクを総括した。
今季のソフトバンクは終盤までオリックスと熾烈な優勝争いを演じ、最終戦でオリックスに逆転Vを許す、悔しいシーズンとなった。
解説陣は今季躍動した野手の一人に牧原大成を挙げた。プロ12年目の今季は自己最多の120試合に出場。規定打席にはわずか2打席届かなかったが、打率.301で123安打をマークした。守備でも二塁、三塁、遊撃、中堅を守るなど持ち前のユーティリティー性を存分に発揮しチームに貢献した。
齊藤明雄氏は「私はジョーカーの異名を持つ牧原大成。バッティングも勝負強いし、守備・走塁にしても良いところを見せた。牧原の活躍はMVPに相応しいんじゃないか。チームにこれだけ離脱者が出たなかよくやったなと思います」と走攻守での活躍を強調した。
池田親興氏も同様に「色んなところを守ってくれて非常に使い勝手がいいし、バッターボックスでもいろんな打順で入ってくれる選手。使いやすい選手だったんですけど、今はいなきゃいけない選手。彼をどこに置くかということから始まるような選手になった。ジョーカーからエースに変わったんだなと思いますね。来年は外野で使うんじゃないですかね」と牧原の活躍を評した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』