バッティングでも打率.291と能力示す
22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』では「年末大反省会SP」と題して解説陣が今季のプロ野球界を振り返り、日本ハム・上川畑大悟内野手に言及した。
NTT東日本からドラフト9位で入団した上川畑は、ルーキーイヤーから一軍で80試合に出場。持ち前の守備では遊撃で安定感あるプレーを見せ、打撃でも打率.291と高い能力を示した。
笘篠賢治氏は上川畑について「目を引いた選手。あっという間に1億円プレーヤーになりますよ。僕はそう読んでます」と太鼓判。高木豊氏も「守備は定評があったので、バッティングはどうかなと見ていたんですが、勝負強いんですよ。だから新庄監督が平気で5番とかに置くんですよね。小柄な選手ですけど勝負所でしっかりした仕事をしてくれる。笘篠さんが言ったように怪我とかなかったら、(年俸)1億円にいくのは早いと思う」と打撃面での勝負強さを評価した。
また、日本ハムOBの岩本勉氏は「バッティングを見ていて感じたのは、詰まることを恐れないんですよ。勝手な印象ですけど、社会人やアマチュア時代にバットが折れるともったいないじゃないですか。プロ野球選手になったら(バットも)豊富になって『折ってもいい!そこ(ヒットゾーン)に打球を落とす』という決断がそこにあるのかなと。詰まることを恐れない勇気が今の成績を残している。1億円楽しみですね。彼はそのドリームの可能性を十分に持っている」と大いなる期待を寄せていた。
今オフは年俸1000万円から1200万アップの推定年俸2200万円でサイン。夢の大台へ向けて、上々の初更改となった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』