メジャーでも実績あるリリーフ右腕
巨人は27日、前メッツのヨアン・ロペス投手(29)と2023年シーズンの契約に合意したと発表。背番号は「99」に決まった。
キューバ出身のロペスは、18年に平野佳寿投手(現オリックス)が所属していたダイヤモンドバックスでメジャーデビュー。メジャー通算5シーズンで121試合にリリーフ登板した実績を持っているが、自己最多70試合に登板した19年以降は登板機会を減らし、メッツに移籍した今季は8登板止まり。
平均球速154キロのストレートと、同130キロ台後半のスライダーを軸に組み立てる投球スタイルで、同傘下のマイナー3Aでは今季29試合(35回)に登板し、38奪三振、防御率5.14、WHIP1.60の成績だった。
ロペスは「このような機会をくださった読売ジャイアンツに感謝します。日本の国や街、文化に触れて新たな経験ができることを楽しみにしています。チャンピオンシップを勝ち取るため、球団やチームのため常に自分の全てを捧げます」と球団を通じてコメントを寄せた。
巨人は今季所属した助っ人外国人の全6投手が退団し、今オフに陣容を刷新。新助っ人のロペスには、今季の救援防御率リーグ最下位(3.78)に沈んだブルペンを支える活躍が期待される。