岩本氏「チームも個人も成績良くなる」
22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』では「年末大反省会SP」と題して解説陣が今季のプロ野球界を振り返り、今オフ積極補強に乗り出したソフトバンクに言及した。
今季のソフトバンクは、ペナントレース終盤までオリックスと熾烈な優勝争いを演じ、最終戦でオリックスに逆転Vを許す悔しいシーズンとなった。
今オフは大型補強を敢行。DeNAからFA権を行使した嶺井博希捕手、阪神を退団したジョー・ガンケル投手、ロッテの抑えとして活躍したロベルト・オスナ投手らを立て続けに獲得。そして、日本ハムからFA権を行使した近藤健介外野手にも大型契約を提示し争奪戦を制した。
日本ハムOBの岩本勉氏は「フリーエージェントは自分が頑張って得た権利ですからね。あとは本人が頑張るだけ」と新天地へ渡る近藤にエールを送り、「ホークスにとってはめちゃくちゃ大きい出塁率を持っている選手。得点力がめちゃくちゃ上がると思います。柳田(悠岐)の打点も上がるし、チームの成績も個人の成績も良くなる、そういうスパイラルを持った選手ですね」と述べた。
また、ダイエー(現ソフトバンク)OBの池田親興氏は、近藤が加入することによって、チーム内の競争も激化すると主張。「近藤はレフトですけど、複数ポジションを守れる選手が多いので、サード、ファーストの争いがすごく激しくなってくる。外野にはギータ(柳田)、牧原大成、近藤がいると、中村晃、栗原陵矢、野村勇と選択肢が非常に難しくなってくる。すごい争いになってくると思いますよ」と来季を占った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』