プロ11年目で初の首位打者
昨年12月22日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』では「年末大反省会SP」と題して解説陣が2022年シーズンのプロ野球界を振り返り、パ・リーグ首位打者に輝いた日本ハム・松本剛選手に言及した。
今年12年目を迎える松本は、昨季117試合に出場して打率.347をマークし、プロ初となる首位打者のタイトルを獲得。まさに“覚醒”のシーズンを送った松本の活躍を解説陣が振り返った。
笘篠賢治氏は「潜在能力は昔からあったと思います。栗山前監督のときからレギュラーを取れるだけの力を持っていましたから。最後の最後に打席数も含め、チーム全体で松本に首位打者をとらせたいというなかで、タイトルを取れた。すばらしい首位打者でしたね」と改めて称賛した。
齊藤明雄氏は活躍の要因について、「11年間、一軍と二軍を行ったり来たりしていたんですけど、今シーズンはのびのび打席に入っているのかなという余裕を感じましたよね。逆方向へボールに逆らわずに打ち返していたし、打席ごとに狙い球を決めてしっかり打席に入れていたので首位打者になれたのではないか」と心構えの変化に言及した。
また、達川光男氏は「力負けしないくらいストレートにめっぽう強かったんですが、今年(22年)は特に変化球攻めをされても苦にしなかった。スライダーとか、左のカーブをうまく打てるようになりましたよね」と分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』