チーム最多の59試合に登板した若きセットアッパー
22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』では「年末大反省会SP」と題して解説陣が今季のプロ野球界を振り返り、今季大きく飛躍した阪神の湯浅京己投手に言及した。
プロ4年目の湯浅は、今季セットアッパーとしてチーム最多の59試合に登板し、防御率1.09、45ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを獲得。一軍デビューした昨季は3試合の登板にとどまっており、今季は大きく飛躍したシーズンとなった。
金村義明氏は「(阪神は)最初9連敗でスタート。新外国人のケラーを見切り発車のように抑えにしてうまくいかなったんですけど、その中で湯浅がどんどん投げれば投げるほど成長した」と、湯浅の安定感がチームの浮上を支えたと語った。
また、井端弘和氏は「シーズン通してどのボールも速くなりましたし、コントロールも良くなっていった。普通は落ちていって打たれたりするところを、逆にバッターが慣れていってもなかなか対応されなかったので、1年間通して成長できたんじゃないか」と湯浅の台頭を振り返った。
岡田彰布監督が指揮を執る来季は、新守護神としても期待されており、真中満氏は「今年は開幕の時にクローザーがうまく決まらなくて失敗したので、来年はしっかりしてくるんじゃないか」と話した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』