ニュース 2022.12.30. 10:00

夏場以降は4番で出場!復活した巨人・中田翔

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巨人・中田翔 (C)Kyodo News
 巨人の中田翔は移籍2年目の今季、シーズン後半に移籍後初めて4番に座るなど、打率.269、24本塁打、68打点と、不本意な1年に終わった昨季から一転して結果を残した。

 今季初本塁打を放った3月27日の中日戦で解説を務めた山本昌氏は「もともと力のあるバッター。昨年が悪すぎたというのはありますけど、少し体重を増やして自分の体になってきたんですかね」(ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 巨人-中日戦)と分析すれば、3試合連続連続猛打賞と3試合連本塁打を放った7月19日のヤクルト戦で解説を務めた若松勉氏は「初球を狙っていたんですかね。それにしても完璧なスイングでしたね」と絶賛した。

 さらに8月5日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた野村弘樹氏は、巨人・中田翔の日本ハム時代との違いについて、同日のヤクルト戦の3-1の6回無死一、二塁の第3打席、1ボール1ストライクから5球連続ファウルで粘ると、「中田がこういうバッティングをするようになったのは、ジャイアンツにきてからだと思うんですよね」とコメント。

 「日本ハム時代はフリーで打っていたのは、もちろんなんですけど、特にこの場面、ノーアウト一、二塁というところでチームバッティングに徹している。日本ハム時代はあっさりした打席が多かったと思うんですよ。これだけの粘りを見せられるようになったのは、ジャイアンツに来てからですよね」と評価した。

 9月3日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 阪神-巨人戦』で解説を務めた田尾安志氏は中田について「すごくスイングがコンパクトになりましたよね。あまりにも大きすぎるスイングだったんですけど、ここへきて上手く当てるというか、当てるんですけど、パワーはもともとあるので、それなりに飛びますからね」と分析した。

 夏場以降、勝負強い打撃を披露した中田。坂本勇人、丸佳浩、岡本和真といった主力打者と共に、来季も打線を引っ張っていきたい。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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