2年連続二桁勝利を達成
昨年12月22日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』では「年末大反省会SP」と題して解説陣が今季のプロ野球界を振り返り、日本ハム・伊藤大海投手に言及した。
22年シーズンの伊藤は26試合に先発登板し、防御率2.95、10勝9敗で2年連続の規定投球回&二桁勝利を達成した。シーズン終盤には抑えとしてセーブを記録するなど、新シーズンへ向けて起用法が注目される。
伊藤について、池田親興氏は「非常に良い投手だというのは間違いない。出だしから難しい使われ方があったと思いますので、年間通してちゃんとやっていけば貯金1の投手じゃない。もっともっとチームを引っ張っていってほしい」と先発投手としての活躍に期待。
齊藤明雄氏も同様に「ボール自体は昨年も良いボールを投げていたけど援護に恵まれなかった。彼は2年目のジンクスをまったく感じさせないマイペースで投げていたんじゃないか」と振り返りつつ、「援護してあげれば最多勝を取れる投手だと思います」と大きな期待を寄せた。
一方、伊藤のクローザー適性を問われた岩本勉氏は「本人は先発を志願している。でも、現状で抑えを誰に任せますか?と聞かれると伊藤しかいない。よーいどんで1球目から意図したボールを投げ込めるピッチャーは彼しかいない」と強調。
その上で「でも先発投手としても、この“トライアウト野球”で二桁勝利。しかも2年目の選手が。どれだけ能力が高いんだという話ですよ。僕はどっちでも活躍できる投手だと思っているんですが、今現在で抑えができるのは伊藤しかいないということです」と話した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』