新人最多記録に並ぶ37セーブで新人王
昨年12月22日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』では「年末大反省会SP」と題して解説陣が2022年シーズンのプロ野球界を振り返り、セ・リーグ新人王を受賞した巨人・大勢投手に言及した。
ルーキーイヤーの22年シーズンは、開幕から守護神に抜擢。57試合に登板し、防御率2.05、NPB新人最多記録に並ぶ37セーブをマークした。11月に行われた侍ジャパンの強化試合でも圧倒的な投球を魅せ、3月のWBC出場メンバー入りが有力視されている。
かつて巨人の投手コーチを務めた斎藤雅樹氏は「抑えをやってよかった。勝ち試合しか投げないですし、すごく大切にしてもらえましたよね。セットアッパーだったら持たなかったのかな」と、登板機会を限定した起用法が好成績につながったと分析。
巨人の投手チーフコーチに就任した阿波野秀幸氏は、秋季キャンプで本人と対面したことを踏まえて、「大勢はもうちょっと尖がっている男かなと思ったんですけど、非常に礼儀正しくて、芯が強い男」と第一印象を話した。
また、阿波野氏は「3月に大谷、ダルビッシュとやったらもっと成長するんじゃないか」と、現役メジャーリーガーと交流する機会も生まれるWBC代表入りに期待。トッププレーヤーが集う侍ジャパンの活動が、大勢のさらなる成長につながると語った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』