WBCオーストラリア代表としても期待されていた
ホワイトソックスのリアム・ヘンドリックス投手(33)が8日(日本時間9日)、自らのインスタグラムで「悪性リンパ腫」と診断されたことを公表した。
「“がん”という言葉は、私たち夫婦にとってショックだった。しかし、新たな困難も、これまでの人生と同じように乗り越える覚悟だ。明日から治療が始まるが、1日も早く完治させて、マウンドに戻ることができると確信している」とつづった。
オーストラリア出身のヘンドリックスは、2011年にツインズでメジャーデビュー。アスレチックス時代の2019年からクローザーに定着し、ホワイトソックスに移籍した2021年は8勝3敗38セーブ、防御率2.54の好成績でセーブ王に輝いた。2020年と2021年は2年連続でマリアノ・リベラ賞(最優秀救援投手賞)を獲得。ここまでメジャー通算115セーブを挙げ、球宴メンバーに過去3度選出されている。
昨季も58試合に登板し、4勝4敗37セーブ、防御率2.81と活躍。2009年にはWBCのオーストラリア代表に選ばれており、今年3月の第5回大会の出場が期待されていた。