ヤクルトの新人合同自主トレが9日、戸田球場でスタートした。

　練習前には衣笠剛球団社長兼オーナー代行が訓示し、その後新人６選手が自己紹介。高津臣吾監督も「まず最初に毎年新人選手に言うことなんですけど、生活のリズム、練習の内容、いろんなものに慣れることが大切だと思います」と訓示を行った。

　新人合同自主トレを終えて、ドラフト1位・吉村貢司郎（東芝）は「やっとスタートした実感がわきましたし、ここから2月のキャンプに向けて新人合同自主トレで、いい状態に持って行けるようにやっていきたいなと思っています」と意気込んだ。同2位の西村瑠伊斗（京都外大西高）は「やっとはじまったなという気持ち。しっかりこれからも練習していこうと思います」と話した。

　自主トレを視察した高津監督は「慣れることが一番だと思います。生活、練習であったり、今までやってきたことと違うことがあると思うので、まずは野球のためにいろんなことを慣れることが大事だと思います。あとはまだ寒いですし、長い1年ですので怪我に注意してもらって、順調にというか、しっかり体を作って怪我なく、キャンプ初日を迎えてほしい。最後まで怪我なく10月末まで過ごしてほしいなというのが気持ちです」と、新人選手たちにプロの環境に慣れること、怪我なく過ごすことを求めていた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）