近藤健介の移籍に伴い新天地へ
ソフトバンクは10日、FAで獲得した近藤健介選手(29)の補償として、田中正義投手(28)が日本ハムに移籍することを発表した。
田中は創価高から創価大を経て、2016年のドラフト会議で日本ハムも含む5球団競合の末、ソフトバンクに1位入団。世代屈指の本格派右腕として活躍を期待されてきたが、昨季まで通算34試合(36回)にリリーフ登板し、0勝1敗2ホールド、防御率4.25の成績。度重なる故障に悩まされた影響もあり、一軍の舞台で才能を発揮しきれずにいた。
移籍の知らせを受けた田中は、「連絡を受け正直驚きましたし、まだ心の整理はついていませんが、日本ハムに戦力として選んで頂き光栄に思っています」とソフトバンク球団を通じてコメント。
「ホークスの皆さんには、なかなか結果が出ない僕をこれまで支えて頂き、本当に感謝しています。寂しい気持ちはありますが、新天地のマウンドを通して自分の気持ちを表現できるよう、これからも懸命に努力していきたいと思います。ホークスファンの皆さん、6年間応援ありがとうございました」と、謝辞とともに新天地での活躍を誓った。