22年シーズンは規定投球回には到達せず

　9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』で解説陣が今季の展望を語り、プロ4年目を迎えるロッテの佐々木朗希投手に言及した。

　4月10日のオリックス戦では、史上最年少（20歳5カ月）で完全試合を達成するなど球界を代表する投手となった佐々木。自己最多の20試合に先発し防御率2.02、9勝4敗。自己最速を更新する164キロをマークし、リーグ2位の173奪三振を記録するなど真価を発揮した。

　だが、夏場以降はコンディション面を理由に登板間隔が開くケースが増え、規定投球回には到達しなかった。今季はさらなる活躍が求められる。

　高木豊氏は「エースになって欲しいですね。ローテーションを中6日で回れるような投手になって欲しい。それと独壇場の山本由伸（オリックス）から何かのタイトルをもぎ取ってほしい」と自身初のタイトル獲得にも期待を寄せた。

　また、笘篠賢治氏は「ローテーションをしっかり守るということでイニング数も必然的に増えるわけですからね。彼が投げるイニングが増えれば増えるほど、マリーンズの勝利がもっともっと増えてくるんじゃないかなと思います。今年のキーマンですよね」とシーズンフル稼働を求めた。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』