V指揮官がチームづくりをサポート
日本ハムは10日、元監督のトレイ・ヒルマン氏(60)とコンサルタント契約に合意したと発表した。
ヒルマン氏は2003年から07年までの5シーズンに渡って日本ハムの一軍監督を務め、06年にチームをリーグ優勝と日本一に導いた。07年限りで日本ハムを退団してからは、メジャーリーグと韓国リーグで監督やコーチを歴任。昨季はエンゼルスの育成コーチを務めていた。
今回就任した「コンサルタント」の主な役割は、新外国人選手候補のスカウティングや、外国人選手やコーチ陣への定期カウンセリングなど多岐にわたり、沖縄で行われる今春のキャンプにも参加する予定だという。
ヒルマン氏は「私にとって『故郷』のような球団であるファイターズに帰ってくることができ、この上なく光栄です」と、16年ぶりとなる“日本ハム復帰”に喜びのコメント。
また、「家族ともいえる仲間たちが待つ球団への復帰の話は、到底、見送ることができませんでした。このような素晴らしい機会を与えてくださった日本ハムグループの皆様、そして、再び私を温かく迎え入れてくれた吉村チーム統轄本部長、新庄監督、稲葉GMへは感謝の意にたえません」と謝意を述べ、「ファイターズのさらなる発展のため、そしてファイターズファンのため、これまで培った経験と知識を惜しみなく注ぎ込みます」と意気込みを語った。