ロッテのドラフト1位・菊地吏玖

 ロッテの新人合同自主トレが16日、ロッテ浦和球場の室内練習場で行われた。

 新人合同自主トレ第2クール最終日となったこの日、朝から激しい雨が降っており、室内練習場での練習となった。ウォーミングアップ、キャッチボール、ノック、大卒・社会人組のドラフト1位・菊地吏玖(専修大)、同4位・高野脩汰(日本通運)はブルペンに入り立ち投げ。野手陣はティー打撃、マシン打撃などで汗を流した。

 ノックでは同2位・友杉篤輝(天理大)が難しいバウンドの打球に対してうまく合わせて捕っていた。11日の取材で「握り変えも早ければ早いほどいいことしかないと思うので、状況によってですけど捕ってから早くというのを意識してやっています」と話していたように、捕ってから投げるまでのスピードは早かった。育成4位・黒川凱星(学法石川高)も、バウンドに合わせてから素早くスローイングするなど、運動能力の高さを見せた。

 プロ入り後初めてのブルペン入りとなった菊地は捕手を立たせて、6割くらいの力感でフォームを意識して21球を投げ込んだ。大学時代の試合映像やキャッチボールなどでは振りかぶって投げることが多かったが、この日のブルペンでは全てセットポジションから投げていた。

 その理由について菊地は「今は肩を作っていく時期、意識したいところが足を上げて以降のところなので、もう少し時間が経てば、振りかぶって投げると思います。大学の時もそうなんですけど、今の時期はセットからですね」と教えてくれた。

 ちなみにキャッチボールで振りかぶって投げている理由については「リズムというか、気分というか、振りかぶって投げるのも、全部体から(力が)抜けてしまわないような意識ですね」と明かした。第3クール以降も、ブルペンに入れる時は積極的に入っていこうと考えている。

 野手陣はティー打撃は2人1組(友杉と同5位・金田優太(浦和学院高)ペア、育成3位・勝又琉偉(富士宮東高)と黒川ペア)、マシン打撃は4箇所に分かれて打った。勝又はティー打撃の時、白木のバットで右手ティー、左手ティー、両手ティーを行っていた。マシン打撃ではカーン、カーンと新人選手たちの打球音が室内練習場に響き渡った。

 2年目以降の選手では、東妻勇輔がブルペンでキャッチボール、私の距離から捕手を座らせて投げていたのか見えなかったが、投げ込みを行っていた(ブルペン捕手はキャッチボールの時から防具をつけていた)。

取材・文=岩下雄太

※室内練習場での情報は1月16日12時時点のもの

この記事を書いたのは

岩下雄太

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