「まずは支配下を全力で取りに行きます」
巨人は16日、DeNAから自由契約となっていた三上朋也投手(33)と育成選手契約を締結したことを発表。背番号は「053」に決定した。
三上は県立岐阜商から法政大、社会人のJX-ENEOSを経て2013年ドラフト4位でDeNAに入団。主にリリーフとして活躍を見せ、昨季までの9年間で通算346試合に登板している。
190センチの長身ながら投法はサイドハンドという特徴を生かし、右の強打者キラーとしてブルペンを支えてきたが、近年は勝ちパターンからは外れることも増え、昨季もビハインドの場面を中心に一軍登板19試合と登板機会が減少。オフに自由契約となっていた。
2022年内には去就が決まらなかった中、キャンプまで2週間ほどと迫った1月16日に巨人が獲得を発表。リモート形式の記者会見に臨んだ三上は「素直にうれしい気持ちでいっぱいです。まずは支配下を全力で取りに行きます」と喜びのコメント。
つづけて「初心に戻って、ジャイアンツというチームで立ち位置を作っていって、しっかり戦力となって戦いたいです」と意気込みを口にした。