日本球界で通算60勝の実績
16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』で解説陣が今季の展望を語り、ソフトバンクに新加入した有原航平投手に言及した。
有原は14年ドラフト1位で日本ハムに入団すると、1年目の15年に8勝を挙げ新人王。16年には自身初となる二桁11勝をマークしリーグ優勝に貢献した。19年に最多勝(15勝)のタイトルを獲得し、翌20年オフにポスティングシステムを利用してレンジャーズに移籍した。
メジャーでは2年間で3勝止まりだったが、日本球界通算60勝と実績十分。今オフに千賀滉大投手がメジャー移籍したソフトバンクにとっては、大きな先発投手陣の強化になった。
番組に出演した阿波野秀幸氏は「(有原は)日本ハムのユニホームを着て、新球場で投げるという予想をしていたのですが、ソフトバンクは有原を含めて凄い補強をした。メジャー行った時は故障もあったり、聞くところによると本来のストレートで押すという(スタイル)よりは変化球を多投するようにと、自分の投球が出来ていなかった。日本に復帰して意気込みがあると思う」と語った。
また、有原の良さについて問われた阿波野氏は「表情を出すというよりは淡々と自分の投球をする。バッターボックスに立つと見た目よりストレートが強いという印象を打者は受けていた」とコーチ時代の印象を踏まえて説明していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』