例年とは異なるシーズンイン
ヤクルトは19日、東京都内の球団事務所で一・二軍合同のスタッフ会議を開き、春季キャンプのメンバー振り分けなどを行った。
ルーキーではドラフト1位の吉村貢司郎(東芝)、同5位の北村恵吾(中央大)の一軍スタートが決定した。
高津臣吾監督は2人について「初めてのキャンプですし、初めてのプロ野球なので、不慣れなこともたくさんあると思いますし、一番は自分のパフォーマンスをしっかり出してくれることを期待しています」と、話した。
3月のWBCには主力の村上宗隆の他に山田哲人、中村悠平、高橋奎二の代表入りが内定している。
「我々よりも本人たちがどういう状態で侍に合流し、どういう状態で帰って来て開幕を迎えるかというのが一番だと思うんですけど、健康管理に気をつけていろんなことを進めていかなければいけないシーズンだと思っています」と、指揮官が語るように、WBC組の状態を見極めるのも重要になってくる。
例年とは違ったシーズンとなるが、選手のコンディションに気を配りながら、リーグ3連覇へ向けてまい進する。
取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)