安定した高打率、ヤ軍ジャッジの3冠阻止
ツインズとマーリンズの交換トレードが20日(日本時間21日)に成立。ツインズは昨季のア・リーグ首位打者ルイス・アラエス内野手(25)を放出し、見返りにマーリンズで昨季10勝を挙げたパブロ・ロペス投手(26)と若手2選手を獲得した。
ベネズエラ出身のアラエスは、2019年にツインズでメジャーデビュー。昨季は打率.316で首位打者を獲得し、本塁打王と打点王の2冠に輝いたアーロン・ジャッジ(ヤンキース)の3冠を阻止した(ジャッジは.311で打率2位)。
オールスターにも初選出され、シルバースラッガー賞では新設されたユーティリティ部門で初受賞。毎年3割近い高打率を残し、メジャー通算打率は現在.314。昨季は自己最多の8本塁打を放ち、OPSは.795だった。
ツインズへ移る右腕のロペスは、昨季シーズン自己最多の10勝(10敗)を挙げ防御率3.75。32先発で180イニングを消化し、初めて規定投球回をクリアした。