野村氏「吉井さんがしっかり考えていると思う」
23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』に出演した野村弘樹氏と五十嵐亮太氏がWBCに出場するDeNAの今永昇太投手に言及した。
先攻発表されたWBC日本代表のメンバー12人の中で唯一サウスポーでの選出となった今永。昨季は、左腕の怪我の影響で出遅れたが5月に復帰。ノーヒットノーランを達成するなど安定感ある投球を重ね、最終的に21試合に登板し11勝4敗、リーグ3位の防御率2.26をマークした。
11月の侍ジャパン強化試合ではオーストラリア戦に先発し、4回3安打1失点(自責点0)で降板。3月のWBCでも対戦するチームを相手に毎回10三振の奪三振ショーを披露した。自身もWBC球へ手応えを示しており、WBC本大会でも貴重なサウスポーとして活躍が期待されている。
五十嵐氏は「彼はどこでも投げられる準備をしているという話をしていた。現段階で負担のかからないフォームを見つけたということで、怪我のリスクも減ってくる。本来のピッチングさえ出来ればWBCでの活躍は普通にできる」と語った。
また、野村氏は「先発かリリーフか第二先発で長いイニング投げるのか。球数制限もあるので、吉井さん(侍ジャパン・吉井理人投手コーチ)がしっかり考えていると思う」と述べた。
1月上旬時点で先行発表された投手陣は、ダルビッシュ有投手(MLBパドレス)、大谷翔平選手(MLBエンゼルス)、山本由伸投手(オリックス)、佐々木朗希投手(ロッテ)、戸郷翔征投手(巨人)、今永の6人。本大会ではシーズン中とは異なる“球数制限”もあり、各投手の起用法が注目される。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』