岩本氏「自分と向き合える間を持てる」
1月30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』に出演した岩本勉氏が、故障明けのシーズンとなる広島森下暢仁投手、床田寛樹投手に言及した。
床田は昨年夏に右足を骨折してチームを離脱。森下は昨季終了後に右肘のクリーニング手術を受けていたが、二人そろって春季キャンプでは一軍スタートとなった。
岩本氏は「計算したいローテーションピッチャーですから。怪我をした、手術をした、怪我が明けたということですけど、今の世界のスポーツ医学は凄く長けてますよ。しっかりとリハビリを焦る事なくこなせれば、戦線に帰ってくることは間違いない」と早期復帰すると強調。
春季キャンプで一軍スタートとなったことに関しては、「これは大きな狙いがあると思うんですよ。一軍にいることでのモチベーション。反復練習で本当に孤独な練習をこなさなくてはいけない時に、周りが閑散としていると『もうええか』と思ってしまうこともあるんですよ。ギラギラしている選手が周りに入ることで、しっかり自分と向き合える間を持てるという狙いがあると思う。その代わり、オーバーワークは良くないですから各コーチがサイドブレーキを握っていると思う」と推察していた。
両投手は2月1日のキャンプイン後も別メニュー調整を続けていると報じられているが、すでにマウンドでの投球を再開。今季はシーズンを通して先発ローテーションを支える活躍が期待される。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』