4球団開幕投手ならNPB史上初
1月30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』に出演した野球解説者の岩本勉氏が、楽天から中日へトレード移籍した涌井秀章投手に言及した。
涌井は西武時代の9年間で2度の最多勝に輝くなどエースとして君臨。その後在籍したロッテ、楽天でもそれぞれ最多勝を獲得し、NPB初の3球団での最多勝獲得を果たした。
新天地で迎えるプロ19年目の今季は、横浜高の後輩である柳裕也投手や大野雄大投手、小笠原慎之介投手らと並んで開幕投手の候補にも名前が上がっており、NPB史上初となる4球団目の大役にも期待がかかる。
岩本氏は「これだけ経験豊かな選手で現役を続けている投手は探しても少ないですよ。彼が低迷しているドラゴンズに加入して、どんなスパイラル、化学反応を起こすのかを期待してみたい」と、通算154勝の実績を誇る右腕の加入が中日投手陣の刺激になるとの見解を示した。
その上で「それに刺激を受けた柳あたりが『俺が開幕投手、僕がこのチームのエースですよ』と思ってくれれば嬉しい」と相乗効果にも期待した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』