基本年俸11億円、出来高含めると最大21億円
ロイヤルズは3日(日本時間4日)、ザック・グリンキー投手(39)と再契約したことを正式発表した。米メディアによると基本年俸は850万ドル(約11億円)。出来高を加えると最大1600万ドル(約21億円)となるという。
グリンキーは2004年にロイヤルズでメジャーデビュー。16勝8敗、防御率2.16、242奪三振をマークした2009年にサイ・ヤング賞を獲得した。ドジャーズでプレーした2015年は、19勝3敗、防御率1.66、200奪三振をマークし2度目となる最優秀防御率のタイトルを獲得。メジャーを代表するスターターとしてここまで6球団を渡り歩き、ゴールドグラブ賞6回、オールスターメンバーには6度選出されている。
12年ぶりにロイヤルズに復帰した昨季は、援護に恵まれず4勝9敗だったが防御率は3.68。ここまで通算223勝141敗1セーブ、防御率3.42を記録し、勝利数はメッツに移籍したジャスティン・バーランダーの通算244勝に次ぐ現役2位の数字となっている。
また、通算での奪三振数は2882。史上20人目となる3000奪三振まで残り118としており、メジャー20年目での大台到達が期待されている。