1980年代に活躍したタフネス左腕
ドジャースは4日(日本時間5日)、1981年に新人王とサイ・ヤング(CY)賞をダブル受賞したフェルナンド・バレンズエラ氏(62)の背番号「34」を永久欠番にすると発表した。
メキシコ出身のバレンズエラ氏は、1980年9月にドジャースでメジャーデビュー。翌1981年は開幕8連勝を達成するなど13勝7敗、防御率2.48、180奪三振をマークし、史上初となる新人王とサイ・ヤング賞をダブル受賞した。
1982年以降も安定して2ケタ勝利を記録し、21勝を挙げた1986年に最多勝のタイトルを獲得。ドジャースに在籍した11シーズンで9度の2ケタ勝利をマークし、その後はオリオールズやパドレスなど計6球団を渡り歩いた。メジャー通算17年間で173勝153敗2セーブ、防御率3.54、2074奪三振を記録。オールスターには6度選出された。
ドジャースの永久欠番は、トミー・ラソーダ氏、サンディ・コーファックス氏らに続き12人目。バレンズエラ氏は「ドジャースのレジェンドの中に加えてもらえるのは大変光栄。私のキャリアを見守ってくれたすべての人々のために私は幸せ。34番が欠番になったことを喜んでくれるでしょう」とコメント。現地8月11日のロッキーズ戦で記念セレモニーが行われる。