エンゼルスGM「おそらく3月1日に日本へ出発」
ロサンゼルス・エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが現地時間4日(日本時間5日)、本拠地・エンゼルススタジアムで行われた取材にて、所属する大谷翔平選手(28)の今後について言及。
2月25日からはじまるオープン戦で先発登板させる方針を示しつつ、3月8日(水)に開幕する2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™に向けては「おそらく3月1日に日本へ出発する」と見通しを語った。
アリゾナ州で行われるエンゼルスの春季キャンプ。投手陣は2月15日から始動予定で、すでに現地に入っている大谷については「シーズンに備えて準備を進めていて、心配していない」とコメント。
一方で、チームを離れる予定に関する言及があったことで、宮崎で2月17日からスタートする侍ジャパンの強化合宿には参加しないことが確実となった。なお、WBCでの大谷の起用法については「制限はない」と述べている。
ダルビッシュ「気負う必要はない」
サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手(36)は同日、地元で開催された球団イベントに出席。こちらは17日から宮崎での侍ジャパン強化合宿に参加することを明言済みで、「いろいろな若い選手とコミュニケーションを取れたら」と楽しみを口にした。
36歳のダルビッシュはチーム最年長。特に投手陣は高卒2年目の髙橋宏斗投手(20)や3年目の佐々木朗希投手(21)、宮城大弥投手(21)といった若いメンバー構成となっただけに、「一緒にプレーしたことのない選手ばかり。一緒にプレーできるのがすごく嬉しい」と語る。
また、優勝した2009年の第2回大会を知る唯一のメンバーとあって、「少し気負いすぎというか、戦争に行くわけではない。気負う必要はないと伝えたい」と若い選手たちへのアドバイスも。
投手陣だけでなく、チームの大黒柱として。背番号11にかかる期待は大きい。