ロッテの中村稔弥(撮影=岩下雄太)

 ロッテの中村稔弥が7日、シート打撃に登板した。

 「ツーシーム1球、スライダー1球」と、茶谷健太、植田将太から落ち球で空振りを奪った。スライダーに関しては「横に投げたいんですけど、縦に落ちました」とのこと。

 中村の“ツーシーム”は近年試行錯誤していたが、昨年8月26日の楽天二軍戦でのブルペンで「田村さんに試合前のブルペンで受けてもらっているときに、『ツーシームの球速が速くなっているよな』と言われて、ちょっと握りを深くというか、縫い目の外にして持ってああいう落ち方をしました。タムさんの一言がなかったら今まで通り投げていたのかなと思います」(22年8月31日オンライン取材)と、同日の試合で内田靖人から空振りを奪ったツーシームは真ん中低めに落ちる素晴らしい落ちをした。

 昨年8月31日の取材で「(楽天戦)1回しか投げていないのでわからないですけど、感覚は良かったです」と、あの楽天二軍戦で投げたツーシームを継続して投げられるかが課題だった。1カ月後の9月28日の日本ハム戦では、野村佑希を131キロツーシームで空振り三振、続く杉谷拳士を3ボール2ストライクからの6球目、ストライクゾーンからボールゾーンに落ちる132キロのツーシームで空振り三振を奪った。

 あれから約半年。ツーシームに関しては「田村さんに良い助言をもらってコース、高さをカウントによって意識するようになりました」と明かす。

 昨年の取材で中村は一軍で結果を残すために「空振りを取れる変化球とカウントが取れる変化球をしっかり2種類いつでも投げれるというのが必要」だと感じていた。

 この日投げたツーシームが空振りを取れる変化球、決め球で使っていきたい変化球なのだろうかーー。「カーブ、ツーシームを決め球に使っていきたいと思っています」。また、カウント球ではスライダーを使っていきたい考えを持つ。

 課題も残った。「ピッチングの時は結構イメージが良かったんですけど、ピッチングで一番良かったカーブが良くなかった。スライダーの方がバッターの反応は良かったかなと思います」。21年まで在籍していたハーマンさんから教わった“ハーマンカーブ”は納得いく球が投げられなかった。

 マリーンズの左腕は現状、手薄なだけにチャンスはある。「今年はとにかくキャンプからオープン戦での結果を出して、なんとか開幕一軍に入って、一軍でどんなところでも投げられるように」と意気込む。練習試合、オープン戦で結果を残して開幕一軍を掴みたい。

取材・文=岩下雄太

【PR】1巡目から育成指名終了の瞬間まで、ドラフト会議観るならU-NEXT!

U-NEXT / ドラフト会議2026

「U-NEXT」では、2026年10月22日(木)に開催される『プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』を1巡目から、育成指名終了の瞬間まで完全生配信!

”ネクスト大谷”と評される菰田陽生投手(山梨学院高)や鈴木泰成投手(青山学院大)、渡辺和大投手(慶應義塾大)、米沢友翔投手(関西大)ら各大学のエースたちに1位指名の期待がかかる。

なお、U-NEXT月額プラン会員の方は追加料金なく見放題。はじめての方は、31日間無料トライアル登録で視聴可能だ。

POINT

① 1巡目指名から育成指名終了の瞬間まで、完全生配信

② “流しのブルペンキャッチャー”安倍昌彦氏のここでしか聞けない解説も

③ 31日間無料トライアル登録で視聴可能

この記事を書いたのは

岩下雄太

岩下雄太 の記事をもっと見る

もっと読む