日本人が所属する球団も
AP通信は4日(日本時間5日)、フロリダ州パームビーチで開催予定のMLBオーナー会議で、MLB14球団のローカルTV放映権を持つ運営会社が破産した場合に備え、新たな調査委員会を立ち上げることが、関係者への取材で明らかになったと伝えた。
破産申請の方向にあるのは、ダイヤモンド・スポーツ・グループで、MLB14球団のローカルTV放映権を持つバリー・スポーツを運営する。近年、「コード・カッティング」と呼ばれるインターネット経由での動画視聴者数が増加し、ケーブルテレビ局の加入者数は年々減少し収益も悪化している。
MLB側は、放映権料が各球団に支払われないことを懸念しており、今回、調査委員会を立ち上げることになった。14球団の中には、日本人選手が所属するエンゼルス、ツインズ、パドレス、レンジャースも含まれている。
当調査委員会では、MLB球団間の収入格差の問題についても話し合われる。