○ 日本ハム 3 － 0 サムスン ●
＜2月9日　タピックスタジアム名護＞

　日本ハムが韓国プロ野球リーグのサムスン・ライオンズとの練習試合に3－0で勝利。今季初の対外試合を白星で飾った。

　打線は2回先頭の4番・野村佑希が左翼線二塁打でチャンスメークすると、続く5番・清宮幸太郎が相手左腕の初球を一閃。内角寄りに来た速球を右翼ポール際に叩き込み、これが先制2ランとなった。

　4回には二死無走者から6番・上川畑大悟が安打と盗塁で得点圏に進み、石井一成の適時打で加点。5回以降は追加点を奪えなかったものの、「1番・中堅」で先発起用された五十幡亮汰がバント安打を含む2安打1盗塁をマークするなど、持ち味の快足で存在感を示した。

　一方の投手陣は、若手中心のサムスン打線を相手に、合計7投手で被安打2、与四球0に抑える完封リレー。先発の高卒2年目右腕・畔柳亨丞が2イニングを無失点に抑えると、3番手で登板したWBC日本代表の伊藤大海が1イニング三者凡退、4番手の吉田輝星も2回パーフェクトと貫禄の継投。3点リードで迎えた最終回は、石川直也が三者凡退で締めくくった。